現在SNSなどでディズニーランドのトゥーンタウンにある木箱が撤去されたと話題になっています。
※現在最新の情報では、木箱は撤去ではなく改修修繕作業中とのことです。
今回はこの問題の経緯や起こった理由、真相をまとめていきます。
トゥーンタウンの木箱とは?
トゥーンタウンにはエリア全体に子供向けに楽しめるギミックが数多くあり、今回の話題の「木箱」もそのひとつ。
木箱のある場所は、ディズニーランドに入って右奥にあるトゥーンタウンエリアの一角。
搬送用のクラシックなデザインの木箱が10個積み重ねられており、その内6個に取手を引くと様々な音が鳴る仕掛けになっています。
トゥーンタウンの木箱撤去問題と、公式の見解
この木箱が12月頭にトゥーンタウンから姿を消しました。
現在は元々あったものを隠すように植木が置いてある状態です。
※現在最新の情報では、木箱は撤去ではなく改修修繕作業中とのことです。
公式の回答によると、
ディズニーランドでは、改良や安全面の向上などの理由で細かな改修を常にどこかで数多く行っており、木箱の件もその一貫。
工事や修繕の個別の理由は回答を控える。
とのことです。
撤去の理由はインスタ映えの流行が原因?
木箱は簡単に楽しめるギミックで子供向けのものでしたが、最近はその配置とオシャレなデザインのために人気のフォトスポット状態になっていました。
昨今のSNS流行により、インスタなどの写真映えを狙った撮影をしようとして木箱の上に乗ったり寝そべったりするマナー違反の投稿が目立つようになりました。
それが今回の木箱撤去の原因ではないかと言われたのが騒動の発端です。
確かに以前から問題にはなっていたようで、ディズニーランド側も木箱の上に「NO STEP」の文字を書き足すような事態になっていました。
もうこれがすでに異常事態です。
さらにはギミックのスイッチである取手が取り外され、フタ部分がテープで閉め切られるという対処がなされました。
もしかするとこの時点でギミックは壊れていたのかもしれません。
そもそもディズニーランドではキャストの膝から上の場所に登ってはいけないという明確なルールがあるんですけどね……。
キャストが注意しきれなかっただけでれっきとしたマナー違反です。
壊れた壊れないに関わらず、ルールに沿って遊んでいないわけですから叩かれたりするのは当然と言えるでしょう……というか、普通よそんちのオブジェの上には登らないでしょ……。
他にもあった写真撮影のマナー違反
他にもマナー違反の多い撮影スポットとしては、シンデレラ城前や、ディズニーシー入ってすぐの巨大な地球儀、アラビアンコーストの噴水などがあります。
いずれも高い所に登ったり、指定の場所以外での座り込みが問題となっています。
景観維持のため、登らないでくださいと書けないのをいいことに好き勝手する人が多少なりともいるのは事実。
現によく登られている場所は塗装が剥がれて劣化しているそうです。
木箱の件が落ち着いてもこのようなマナー違反が続いては第2第3の木箱問題が出てくるのは目に見えていますよね。
SNSインスタ映えを狙う心理
SNSの人気には、他人に認められたいという欲求を満たしてくれるという効果があります。
承認欲求というやつですね。
全ての人ではないですが、TwitterやInstagramを使う10代〜20代の世代に多いようです。
充実した毎日を送っている自分を他人に幅広く見てもらいたいという心理要素が働き、少しルール違反をしてでも映える写真を撮ろうとするのだと思われます。
まとめ
- マナー違反をした投稿をアップしているゲストがいる
- 対処として、対象のオブジェを撤去するという措置が取られる(木箱は戻ってくるようです)
- 違反をした投稿をSNS上で晒すなど騒動になる
今回の騒動をまとめてみましたが、いかがでしょうか。
マナー違反はもちろん本人が気をつけるべきです。
しかし今回の騒動、個人的にはYouTuberの人は仕方ないとして投稿をアカウント名付きで晒すというのはどうかと思います。
腹が立つ気持ちは分かりますが、晒して騒いでも結局SNS上の小さな世界の中でしかないんですよね。
何よりせっかくのTwitterディズニーアカウントが殺伐とした雰囲気になっているのが残念で仕方ないです。